パン作りの際に欠かせない、捏ね台・のし台のおすすめを紹介します。
大きく分けて「木製」「大理石」「シリコン」の3種類があり、それぞれ良い点、悪い点があります。
自分の目的にあった台を購入し、より良い環境でパン作りをしましょう!
木製の板
良い点
- 生地を冷やしにくい
- 重量のあるものを選べば、作業が安定する
悪い点
- 手入れが大変
- 生地がつきやすい(手粉が必要)
大理石
良い点
- 冷たいのでクロワッサンの折り込みやお菓子作りに最適
- 生地がつかない(手粉が不要)
- 重いので、作業中の安定感がある
悪い点
- 生地温度が下がりやすい
- 重い
シリコン製
良い点
- 安い
- 手入れが簡単で、保管しやすい
悪い点
- 手捏ねはできない
- 台が安定しない
捏ね台・のし台を選ぶ基準
サイズ
どんな素材でも、小さすぎると作業がしにくいです。
なので、できる限り大きいサイズの物がおすすめです。
ただし、捏ね台・のし台を置いて作業する場所(テーブルやキッチン)のサイズより大きいものは避けましょう。
使用目的
・手捏ねでパンを作りたい場合
安定感があり、パンの生地温度を下げない木製の板がおすすめです。
大理石ですと生地の温度が下がってしまいますし、
シリコンは生地がくっついて安定しないので、捏ねる作業には不向きです。
・生地はホームベーカリーなどで作り、成形でしか使わない場合
生地がつきにくく、手入れしやすい大理石かシリコン製がおすすめ。
成形のみでしたら、安いシリコン製で十分使えます。
まとめ
目的や用途によっておすすめは変わります。
本格的にパン作りを始めたい方には木製のもの。
(手入れは大変ですが、捏ねる・成形する・折り込む、何でもできて万能です。)
生地作りはホームベーカリーに任せている方にはシリコン製のもの。
(安くて軽くてとにかく便利。ですが、手捏ねには向きません)
手入れのしやすさで選ぶなら大理石のもの。
(生地がつきにくく、作業がしやすいです。熱湯消毒もできて、掃除も簡単。)
以上を参考に、自分に合った捏ね台・のし台を探してみて下さい!