ボンジュール!
フランスワーホリ中のタカです。
今回はフランスのパン屋編第三弾、クロワッサンについてです。
フランスでは朝食や、おやつ代わりによく食べられています。
朝食の際にはコーヒーと一緒に食べるのがメジャーですが、フランス人はコーヒーにクロワッサンを浸して食べます(;^ω^)
僕には理解できない食べ方です…
パリでクロワッサンがおすすめなお店も紹介するので、必見です!
クロワッサンとは
フランス語でcroissant=三日月という意味です。
作り方はパン生地にバター(もしくはマーガリンなどの油脂)を織り込み、層を作ります。
それを三角形にカットしてから巻き上げたものがクロワッサンです。
*オーソドックスなクロワッサンは三つ折りを三回の27層です。
層を少なくするとザクザクした食感のクロワッサンになりますが、近頃は層の少ないクロワッサンの方がメジャーな気がします。
形が2種類ある
フランスでは端がくるりと曲げられた三日月型のクロワッサンと
手が加えられていない菱形のクロワッサンがあります。
それらの違いは織り込まれている油脂の違いです。
三日月型にはマーガリンが
菱形にはバターが織り込まれています。
しかし、三日月型のクロワッサンを置いているパン屋は少ないです。
バターの方がおいしいですし、作業的にも楽なので、作らなくなったのだと思われます。
でも、名前の由来が三日月なのに三日月型じゃないのは、なんだか寂しいですね(;^ω^)
日本との違い
価格
フランスのパン屋では一つ1€~1.5€です。
日本は安くても200円前後なので、めちゃくちゃ安いです。
味
フランスのクロワッサンはどこのパン屋さんで買っても(冷凍の既製品を除いて)日本よりおいしいと思います(笑)
バターの香りが強く、芳醇で、驚くこと間違いありません。
大きさ
価格は日本より安いのにサイズはでかいです。
日本は焼く前の生地量で50~60gが多いですが、フランスは最低70gはあると思っています。
粉やバターなどの原価が安いので、サイズも大きくなります。
サンドイッチ
日本ではクロワッサンを使用したサンドイッチをパン屋さんで目にすることが多いですが、フランスでは全く見かけません。
あるとしても、ハムとチーズを巻き込んで(又はサンドして)焼き込んだものです。
仕込み
これは職人として驚いたことですが、生地玉一つのグラムが多いです。
日本では生地玉1500gにバター500グラムを折り込む所が多いですが、フランスではその2倍の、生地玉3000gにバター1キロでした。
クロワッサンがおすすめのお店
フランスでは日によってパンの良し悪しの変動が大きいです(;^ω^)
日本のように、毎日同じ顔のパンが並んでいる事はあり得ません。
いい日か悪い日か…こればかりは運なので、見てダメそうなら買わないのもありです。
La Maison Pichard (ラメゾンピシャール)
最近のパン屋では珍しい、層が多めのクロワッサンです。
パリパリでホロホロ崩れる食感と、中に閉じ込められたバターの香りが何とも言えません。
美しい見た目と上品な味は、女王様をイメージさせます。
息子さんが独立して開店した
La Maison d’Isabelle ラ・メゾンディザベル
のクロワッサンもおすすめです。
BO&MIE(ボエミ)
外はザクザクだけど、中はもちっとしています。
バターのジューシーな感じがたまりません。
Blé Sucré(ブレ シュクレ)
バター感の強い、ザクザク系クロワッサンです。
サイズといい、味といい、王様なイメージです。
まとめ
クロワッサンといえば、バゲットと並んで有名なフランスのパンですよね。
リーズナブルな価格なのにすごく美味しいので、フランスに来た際は必食です。
また、日本でも最近はフランス発祥のお店が増えてきていて(主に東京ですが)、値段は張りますがフランスの味を楽しむことができます。
家庭で焼きたてを食べることのできる、冷凍クロワッサンのおすすめも紹介しているので、ぜひご覧ください。