ボンジュール!
フランスワーホリ中のタカです。
2020年の夏、バカンスを利用してバイヨンヌからバスで1時間かけて、バスク地方の農家へWWOOF(農業体験・ファームステイ)しに行きました。
そこで今回はWWOOFのやり方を詳しくご紹介していきます。
登録料と移動費がかかりますが、滞在中の寝泊りする場所と食事は無料です。
いい思い出になるか悪い思い出になるかは、運と自分次第です(笑)
ですがどちらにしても終わった後は、成長した自分に出会えます。
興味のある方は、ぜひ参考にしてください!
WWOOFとは
WWOOFとは、人と人との交流です
有機農家であるホストと、日本全国・世界各国のウーファーをつないでいます。WWOOFのサイトを通し様々な人と友達になり、その関係性を深化させ、オーガニック生活を知り、新しい知見を得て、価値観の多様性を感じ、自分を向上させていくものです。家族のような気持ちで、何をしたら相手が喜んでくれるかをお互いが念頭に置きながら一緒に短い間生活します。
ホストとウーファーはお金のやり取りはしません。「食事・宿泊場所」と「力」そして「知識・経験」を交換します。
「WWOOF JAPAN より引用」
僕はパン職人として働いています。
パンを作るには小麦粉から始まり、多くの食材が必要になります。
そこで、食材の事をもっと知りたいと思い、今回WWOOFを利用してファームステイすることを決めました。
WWOOF先決定までの手順
まずは登録しましょう。(有料)
サイトから登録画面に飛ぶことができます。
サイトはこちら↓
1、サイト内のNous rejoindre (私たちに加わる)をクリック。
2、項目にチェックを入れ、必要事項を入力します。
3、最後に支払いをします。(有効期限は1年間で、2020年7月時点で料金は25€でした。)
農家選び
登録が完了したら自分の気になる農家を探しましょう!
場所で選ぶもよし、生産物で選ぶもよしです。
その他にも仕事内容、食べ物、泊まる場所…などなど条件検索することができます。
この時注意するのが、自分の希望と相手の希望がマッチしているかどうかです。
そこで、確認しておくべき事を4つ紹介します!
①自分の希望する期間に募集をしているのか
スマホの場合、一番下に表示されます。
下の画像の場合、一年中募集をしていることになります。
Fermer(閉まっている)期間には行くことができません!
②受け付けている滞在期間の確認
1日からOKの所もあれば。1週間以上じゃないと受け入れてくれないところもあります。
下の画像の場合、1日と週末(土日の2日間のみ)は受け付けておらず、1週間以上の人のみ受け付けています。
③食事の確認
ベジタリアンのみの所だと野菜しか出ません。
自分で買いに行き、作れる場合もありますが、農家さんによります。
どうしてもお肉を食べたい場合は避けた方がいいです。
④言語の確認
フランス語のみの農家が多いので、英語が喋れるからと安心しないようにしましょう。
英語も話せる農家が良い場合、注意が必要です。
メッセージ送信(たくさん送る)
自分の希望に合う農家が見つかったら、メッセージを送りましょう。
堅苦しいメールの必要はないかもしれませんが、丁寧である分には悪いことはありません。
僕が送ったのはこんな感じです。
messieurs ○○ (相手の名前)
Bonjour , je suis japonais .
Je cherche une famille d'accueil WWOOF maintenant.
J'aimerais travailler et connaître la vie agricole locale en France.
Ce sont mes informations personnelles.
Nom: 自分の名前
Âge: 年齢
Nationalité: 国籍
Adresse e-mail de contact: メールアドレス
Période de séjour: 希望の日にち
(以下簡単な自己紹介)
Je peux parler un peu français.
Parce que j'ai travaillé dans une boulangerie à Paris pendant un an.
(以下wwoofしたい理由)
Et Je veux en savoir plus sur l'agriculture.
Mon travail consiste à faire de la nourriture.
Je suis dans l'attente de votre réponse.
Cordialement.
◯◯◯ ◯◯◯
(メーセージの最後に自分の名前)
*グーグル翻訳で大丈夫です。
メッセージは返信がなかなか来なかったり、直近の日程だと既に人数が埋まっていたりします。
最速でも2日。1週間後に来ることも珍しくありません。
なので最低でも5件、希望の農家を見つけてメッセージを送ることをお勧めします。
返信が来た場合は、例えお断りのメールでもきちんと返信しましょう。
返信が来たら、詳細のやり取り
農家からのOKのメッセージが届いたら、
再度、自分の希望している日程を相手に伝えて、移動方法や時間のやり取りをしましょう。
気になる点や、わからないことはどんどん質問した方がよいです。
*移動費は自費です。
最寄りの駅まで迎えに来てくれる所もあれば、バスなどで自力で行く必要があるところもあります。
出発前か後に再度連絡
当日は出発前か後に連絡をするとよいです。
農家選びのこつ
- 農家の紹介文や、過去滞在したウーファーのレビューを参照する。
- ホームページやFacebookがある場合は、それも参考にする。
まとめ
お金がかかるのは会員登録と農家までの交通費のみです。
メッセージが返って来るまでが長いので遅くても一か月前から探し始めた方がいいと思います。
日本から遠く離れた国の、田舎でのファームステイは大変なことや
それ以上に多くの経験、感動を得ることができます。
おしゃれなフランスだけでなく、農業大国のフランスを肌で感じ取れるので、おすすめです。